北海道・旅の記録(2000年)

2000年8月4日(金)〜14日(月)・本年第5回(通算第17回)
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◆ 2000年・第6回”恒例”夏期避暑旅行(十一日目)
 
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8月14日(月)・第十一日目  屈斜路湖〜津別峠〜釧路空港〜羽田空港
  天気:晴

   最終日である。今回は連日晴天に恵まれたが今日も晴れで祝着至極。朝3時前まだ星が綺麗に輝いている時間に一旦起床。
   夜から夜明けの湖の変化を観察しようという趣向である。早起き反対派のとっかり君も異常に早く起床している。なることである。
   それにしても素晴らしい星空である。ホテルの部屋(855号室)から眺められるというのもこれまた素晴らしい♪。
 
 
 ◆ 夜明けを待つ

   左の写真右手上方向に綺麗な星空が見える。降るような星空に流れ星が一閃する。
  (3:20頃) 既に3時すぎから湖の対岸の稜線中央が赤く色づき、徐々に星空の勢力
  が後退していく。 やや雲があるが概ね綺麗な朝日が見えてくる。徐々に高くなる太陽
  の光が湖面に反射して眩しく光る。湖面の光の帯びがだんだん長く太くなっていくと、
  太陽が稜線から完全にその姿を現す。 室内からこれだけの光景はそう目にできない
  と思われる。旅の最後になかなか感動したのであった。だがさすがに眠いので二度寝
  態勢に入ったのは言うまでも無い。


   【 写真左: 屈斜路湖畔の日の出遥拝 】



 
 ◆ 夜明け後
  
   左の写真は日が昇ったころのものだが早朝の湖面はかすかに靄っている。
  対岸に見える山並が美しい。窓から見える山々を、客室に備え付けのガイドから引用し
  てみる。
   写真左手方向から、美幌峠(525m)藻琴山(999m)。この2つは左写真範囲外である。
  斜里岳(1545m)、帽子山(520m)、かぶと山(574m)、硫黄山(512m)、トサモシベ山
  (370m)、雄武山(ユブタツヤマ:504m)である。右手に特徴的な姿を見せる「和琴半島」の
  姿も美しい。

   【 写真左: 屈斜路湖のパノラマ 】
 

    二度目の起床後、昨晩と同じレストランで朝食を済ませてチェックアウト。帰京の飛行機(釧路空港)が早いため先を急ぐがお約束
   の美幌峠に立ち寄った後、さらに津別峠をめざす。津別峠は屈斜路プリンスホテルのすぐ裏側にある峠道である。以前は、急カーブ
   が続くダート道の峠道としてオフロード族の方々に知られていたが最近全面舗装され、綺麗な展望台施設まで出来たとの情報を得て
   今回初訪問となった。急カーブが続く森の中の道を登っていくとメインルートから展望台への道が分岐する。わりと広い駐車場の横に
   石造りの洋風城郭を模した展望台がある。内部には売店、WC、何故か「手打ちうどん屋」が入っている。建物の屋上が展望台で下
   の写真のようなパノラマを見ることができる。観光ルートから外れているので観光バス等は来ないが、レンタカーやバイクの数はかなり
   多い。今夏最後の絶景を堪能してもと来た道を下り、弟子屈から阿寒町を経由して釧路空港に向かう。
    空港で軽食を摂りつつ旅の費用清算などして後、とっかり君より一足早い便(1430発)に乗れば、今年の夏も終わりである。前途
   にはまだまだ続く炎暑の日々が待っているのであった。


 
           
   
   【 写真上左:津別峠展望台より津別方向を望む。遠方の山並は左側・雄阿寒岳(1371m)、右側・雌阿寒岳(1499m) 】

【 写真上右:津別峠展望台より眼下の屈斜路湖を見る。中島と和琴半島が見える 】
  
  ◆ 旅の終わりに

   過去最長の旅が終わった。たぶん暫くはこの日数を超える時間を旅に割くこともないと思われる。というよりこの調子で延長すると
   破産しそうである。^_^; 2年連続の「暑い北海道」であったが昨年(1999年)のバカ猛暑に比べればまだ涼しい日が多かったよう
   に思う。道内の気候も「温帯」系に変化しつつあるようで、「避暑」を最大の目的としている当方にはゆゆしき事態ではあるが「熱帯」
   の関東と比べれば正に「天国」である。
   さて来年に向けて旅のルート検討を楽しむこととしよう。駄長文のご愛読に深謝!m(__)m  
                                                                         管理人敬白
  
   

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