北海道・旅の記録(2001年)

2001年8月4日(土)〜13日(月)・本年第5回(通算第24回)
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■ 8月12日(日)・第九日目  養老牛温泉〜多和平〜オンネトー〜帯広〜札幌
 天気:朝から素晴らしい快晴。
 
   3時頃起床して宿のロビーにいく。まだ外は暗いが、ロビーの外にある立ち木にくるという天然記念物「シマフクロウ」を待つが、
  出現しないまま夜が明けてしまったので潔く諦め、早暁の露天風呂に浸かる。実に壮快な気分である。風呂上りに宿の外に出て
  附近を散策する。とても涼しい風で、空気に秋の気配が濃厚に感じられる清々しい朝である。
   今日はほとんど移動日で帯広まで行って運転者氏と別れ、JRで札幌に向い当地の知人の方々と歓談する予定である。
   運転者氏糠平温泉に泊まり明日女満別より帰宅の予定である。
  ◆ 出発

 
 今朝の養老牛は既に秋の気配である。宿のお女将さんも「今年の夏は本格化する前に
 終わってしまった」と言っていた。快晴の青空に秋を思わせる風、炎暑の関東から逃れて
 来たわたしにとっては感動的な天候である。
  今回もシマフクロウと対面することができなかったのは無念であるが来年捲土重来を期す
 こととし、宿の方&お犬様諸兄の見送りを受けつつ9時前に一路西にむけて出発。 
  概ね13時迄に帯広に到着すべく運転者氏督励しながら前進する。それにしても素晴ら
 しい天気である。
  
   【写真:泊まった部屋のベランダ。正面の渓流が美しい】 (提供:運転者氏)
                             
 ◆ 

  道道885号からR243経由摩周駅方向に向うが途中、標茶町の多和平に寄り道する。
 牧場の中にある360度の眺望が自慢のポイントである。キャンプ場や売店もあって滞在中
 のキャンパーやライダーで賑わっていた。展望台に向う道の周囲は綺麗な芝生で、これだ
 け天気が良いとゴロゴロしながらのんびりするのも面白からむと思うが如何せん時間が無い
  元来た道を引き返して摩周(弟子屈市街)からR241阿寒横断道路に入り阿寒湖方面を
 めざす。この道は比較的交通量が多くまた急坂、急カーブも多いのでなかなか前に進まず
 イライラする。今日は特に自衛隊の車両が多くて運転者氏は追いぬきに苦労していた。
  阿寒湖は素通り(わたしは観光地としての阿寒湖が嫌いでもう10年ご無沙汰である)し
 オンネトーに向う。
 
   【写真: 多和平からの眺め】
 ◆ オンネトー

  R241を足寄方面に左折して暫く行きさらに左折してオンネトーを目指す。綺麗な小さな湖
 として超メジャーな観光地であるが、湖畔から奥に進むと野中温泉などの素晴らしい温泉も
 あり好きなポイントである。今回は湖畔から景色を眺めた後、道道をそのまま直進して途中
 からダート道に突入し、巨大蕗で有名な「螺湾地区」を通過してR241に合流して足寄駅に
 向った。
  オンネトーは観光客で賑わっていたが道も駐車スペースも狭いのでなかなか忙しい混雑
 ぶりであった。済んだ湖水のなかに見える倒木が非常に綺麗であった。
 
   【写真: オンネトーと多分左が雌阿寒岳・右が雄阿寒岳】
 ◆ 帯広〜札幌へ

  足寄駅(毎年コの駅の中にある喫茶店で昼食を摂るのが恒例行事であるが今日はカット)
 でトイレ休息後、足寄湖から上士幌に入り、国道を避けて「広域農道」を驀進する。
  帯広13時半発の特急に乗るため焦っているが、この農道には全く車がおらず音更町
 貫通して十勝川を渡る手前まで順調に前進できた。帯広市内が近づくとさすがに交通量は
 増すが、なんとか13時10分に無事帯広駅前に到着することができた。
  駅構内で運転者氏と別れ、13時30分発特急とかち8号の車内の身を落ちつけることが
 できた。駅売店で買った「豚丼弁当」は失敗であった。札幌までほとんど寝て過ごし、定刻
 16時18分札幌駅到着。地下鉄で中島公園まで移動しホテルにチェックインし、ススキノ
 へ出動、知人連と歓談し12時過ぎにホテルに戻った。
  この日地下鉄札幌駅ホームで歓談に御参加いただいた某女史と偶然にお会いし、女史
 がちゃんとすすきの駅で下車したのを確認したのだが、ご本人は集合時間に大通駅にいる
 という大事件が起きたのであった。(正に「すすきのトワイライトゾーン」である)
 
  【写真: 二次会会場から見た札幌の夜景(不鮮明で申し訳ありません) 】
 
  本日の宿泊先:札幌・アートホテルズ札幌(地下鉄中島公園駅下車徒歩3分)
 
   コメント:わたしの札幌での定宿である。 温泉大浴場に入って湯上りサロンで一杯楽しみながらのんびりし、寝る前にマッサージを
        受けるというのが基本パターンであるが、今回は泊まっただけであった。新しいホテルで施設も清潔で整っており、朝食は
        サービスで無料である(1階のお店での洋食、和食処での和定食、朝食会場でのバイキングから選択)
        
        
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