北海道・旅の記録(2001年)
2001年8月4日(土)〜13日(月)・本年第5回(通算第24回) | |
8月4日、5日、6日、7日、8日、9日、10日、11日、12日、13日、【北の旅行記トップへ】 |
■ 8月6日(月)・第三日目 浦河〜静内・新冠〜穂別〜楓〜新夕張〜桂沢湖〜富良野〜白金温泉 | |
天気:曇が多いものの、概ね晴れ。 起床後朝食前にAERUの近辺を散策する。建物の背後は山で乗馬の遠乗りコースや展望台があるようだ。周辺にはお子様用のお遊び施 設や厩舎があり、綺麗な芝生の大きなグラウンド、パークゴルフ場もある。 本来なら初心者向きの乗馬など体験したいところだが、我々の 旅は、「何かに追われているように前に進まなければならない」のである。(なんで?、理由など無い) 朝風呂でくつろぐ運転者氏を急き立て出発。サラブレッド銀座のどこかでお馬を見学して、南大夕張、桂沢湖経由富良野に再度立ち寄り、 十勝岳の直下、白金温泉を目指す。 |
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◆ サラブレット銀座 浦河から内陸沿いの道を走り、三石町を通過して静内町に入る。道道1025線が静内川に向 けて下り勾配の曲がり道になって続く途中の「観農台」という小さな展望台に立ち寄る。ここは 北海道情報の収集でお世話になっている鬼峠さんのサイトで知った隠れた名所である。眼下 に日高地方の牧歌的風景が広がっている。しかし交通量が多く、且つ大型の蜂の攻撃を受け たため早々に退散する。(※今回の旅で随所で繰り返される光景の前触れであった!) 静内川を越え静内町から新冠町に入り道道209号を海側に走ると周辺に競走馬牧場が続く 通称「サラブレッド銀座」である。 牧場自体は今までの道沿いにいくらでも点在していたが、 ここは有名馬が余生を送る牧場が多く見学者が絶えない。その道の方々の「聖地」であろう。 有名どころの「優駿スタリオンステーション」を見学していると、運転者氏の勤務地から来たと いう親子ずれにいろいろ教えてもらう。ここには、あの「オグリキャップ」がいるのだが遥か遠方 におり対面することができない。そのかわり、近くに寄ってきたお馬さん(名前失念)をカメラに 収め、売店等を冷かして、日高を後にする。この売店の喫茶で携帯で声高に昨日のレースに ついて話す牧場関係者とおぼしきオジさんを見て、日高だなあ〜という感慨を新にした。 【写真:優駿スタリオンスステーションにて】 |
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◆ ホクレンの旗 ここから北上しつつ、門別町、平取町、穂別町などを経由して夕張方面をめざす。途中、平取町貫気別の小さなホクレンのスタンドで給油 し1人しかいないオバさんの店員さんに頼んで「ホクレンの小旗」を頂戴する。本来ライダーさんが貰うものだが私はなるべく暇そうなスタンド の女性店員に頼むと確実にくれるのほぼ毎年ゲットしている。別に用途があるわけでないが入手すると嬉しいものである。^_^; |
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◆ 楓駅へ 途中、旧国鉄富内線振内駅跡にある鉄道記念館、その近くの郵便局等に立ち寄り、穂別町 からR274に向け北上。「一日一湯」の運転者氏の希望をいれ7月に発見した日帰り温泉施設 「樹海温泉はくあ」に立ち寄る。道道74号とR274の合流点にある比較的新しい施設である。 広くはないが露天風呂もある湯でさっぱりし、休息所兼軽食堂でくつろいでいると、旅に出て いるという実感が湧いてくるものである。(露天風呂には大量のトンボが乱舞していた) ここからR274を西進し、密かに楽しみにしていたJR石勝線・「楓駅」を訪問する。 ここは斯界では「一日に一往復しか列車が来ない駅」「もっとも利用度の希薄な駅の一つ」として有名な駅 である。非常に簡素な駅舎や一面且つ短いホームにたたずみ、大量のバッタが乱舞している 情景を目にしていると、半ば自然環境の一部と化しか観のある駅の姿に言い知れない感慨を 感じるのであった。(大袈裟) この手のものに関心の無い運転者氏も興味深げにデジカメのシ ャッターを切っていた。 【写真は、樹海温泉・はくあ正面】 |
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◆ 南大夕張へ R274をさらに西進して、竜仙峡の千鳥ヶ滝を見学する。夕張川に架かる橋を対岸に向かって いると消防士の耐火服のような物を持った一団がおり何事かと思っていると、「この先にスズメバチが出ているので危険」とのことでひき帰すこととする。またも「ハチ」である。 駐車場の売店で自然薯で作った餅を食して出発。新夕張(紅葉山)でR452に入り南清水沢 から大夕張地区に入る。このあたりは三菱南大夕張炭鉱で栄えた地域であるが、進むにつれ て人家が少なくなってくる。ここで旧三菱南大夕張鉄道の列車が放置された駅跡に立ちよる。 ダム湖の「シュウパロ湖」が見えてくると道は北上し湖沿いに進む。このあたりはダムの拡張 で湖の底に沈む運命にある。かつては鉄道も走り、殷賑を極めた町も今は大半の建物が撤去 され往時を偲ぶものは何もない。 道横の駐車スペースから湖に架かる「旧夕張森林鉄道・トラス橋」を眺めようとしたところ、またも大型ハチの襲撃を受け、即座に車中に退避して撤収する。(何故我々だけが、、、?) 【写真左は、千鳥ヶ滝(橋の上より)】 【写真下は、左から「振内鉄道記念館にて」、「楓駅ホーム」「三菱南大夕張鉄道遺構」】 |
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◆ 白金温泉へ R452を北上して桂沢湖、三段の滝(ここのWCは水が出ません)を経由して、道道135号美唄 富良野線に入り富芦トンネルを越え一昨日通ったR38に合流し、富良野に再度立ち寄って、 7月にも訪問した「北の国から資料館」を再訪して頼まれごとを済まし、上富良野から道129号 で十勝岳に向けて進む。 見物は明日にしてひたすら白金温泉を目指す。 車窓から、美瑛方 面や白金模範牧場の雄大なパノラマを楽しみながら下ってゆくと白金の温泉街が見えてきて 本日のお宿に到着。 今日はなかなか充実した一日であった。 【写真は、北の国から資料館入口】 |
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本日の宿泊先:湯元白金温泉ホテル コメント:白金温泉では最も施設の整った和風旅館である。温泉は美瑛川の渓谷沿いに数十メートル下ったところにある小ぶりな混浴露天 風呂と内風呂からいける男女別露天風呂があり、いずれもなかなかの景観を楽しめる風呂である。食事は部屋食で想像していた 内容より良く、施設ともども満足できる宿である。白金温泉訪問の際にはお勧めのお宿である。 |
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