銀婚湯


    建物正面(道道より敷地に入り、朱塗りの橋を
     渡ると見えてくる)
所在地 渡島管内・山越郡八雲町上ノ湯199
交通 JR函館本線・落部駅より送迎あり
施設 東館・新館(全和室)、お食事処、温泉大浴場、露天風呂、庭園散策路、庭園露天風呂(宿泊者専用)
LINK http://www.host.or.jp/user/ginkonyu/
コメント
(1999.3泊)(2002.8泊)
北海道の宿とは思えない情緒溢れる純和風温泉旅館である。といっても有名旅館にありがちの慇懃無礼なサービス等皆無のすばらしい宿である。道南のメイン観光ルートからは外れているため団体客等は来ず、静かな時をすごせること間違いなし。「湯」も素晴らしく、落部川に面した露天風呂、内湯ともなんともいえない風情が感じられる。新館は全体に新しく設備的に非常に整っているので安心して宿泊できる。食事も素朴ながら満足できる内容。情報によれば連泊した時の二日の夕食がさらに素晴らしいとの噂あり。宿の裏手の庭園散策路の奥のイチイの木を繰り抜いた露天風呂(宿泊者専用)がまた最高。途中に渡るつり橋も楽しい。部屋(2002.8泊時)は、新館2F・渓流沿いの広めであるが構造上の問題で内部の廊下が不自然に長い。WCは大小別、洗面台は2台で便利。
これは部屋のランクによるものであろうか。

左から、客室(新館2F・花水樹の間:2002.8)、男湯の露天風呂(深夜〜朝は女湯)、名物「地鶏鍋」の素材