仁伏温泉・仁伏保養所
(根釧西部森林管理署仁伏保養所) |
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【簡素な入口・旧弟子屈営林署の保養所】
隠れた名湯であると思う。
※誠に残念ながら2003年春で閉鎖となる
模様です。(2003.2.記) |
所在地 |
北海道川上郡弟子屈町川湯仁伏温泉
0548-3-3058
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交通 |
R391で川湯温泉街又はR243で屈斜路原野で道道52号屈斜路摩周湖畔泉に入り、道道湖畔寄りの仁伏温泉(数軒の小さい宿が点在)に入る。 |
施設 |
男女浴場(女性専用は非常に狭いが、男性用浴場で混浴可能の模様)、玄関脇にソファーあり。1階の広間で休息可能か?
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入湯日 |
2002.8.8 |
コメント
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屈斜路湖畔は無料の露天風呂が多数点在している程の温泉の宝庫であるが「宿」でこれはという程の「風呂」を備えているところは少ない。そんな中でこの「仁伏保養所」は和琴半島の「三香温泉」と並んで素晴らしい「風呂」を有している貴重な存在である。最近、こだわりの旅・温泉情報誌として有名になりつつある「北海道いい旅研究室」誌上においても「源泉掛け流しの正しい温泉」として絶賛されており、当方もこの紹介記事で始めてその存在を知ったのであった。露天風呂は無いが「事実上・混浴」の大浴場の湯船には透明な源泉が正にとうとうと流れこんでおり、溢れた湯は湯船の外側で川になって流れている。湯は若干熱めの透明な泉質で非常にすがすがしい。湯舟の底に敷かれた小石が心地よい刺激を足裏に与えてくれる。真横は湖畔で窓越しにその眺めを見ることができる
夏場は「虫」の侵入に備えて「窓開厳禁」となっているので湯気が溜まりがちであるがそう気にするほどではない。冬季に凍結した湖を眺めての入浴もまた一興であろう。宿泊もリーズナブルな値段なので泊りがけでの入湯もお薦めである。宿周辺には同じような規模の旅館・民宿等数軒が点在しているだけの静かな環境である。
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